ちひろ。です。
はりねずみを飼うに当たり、(当然ですが)世話の仕方やハリネズミの生態等、様々なことを下調べしました。
調べれば調べるほど、ハリネズミを飼うのって難しいのではないか・・・??
しかし、飼うと決めたからにはやってやるしかありません!(何を?)
。。。
ハリネズミについて簡単に下調べした結果は・・・
- とにかく臆病で警戒心が強い
- 餌はミルワームやコオロギを好むが、いわゆるドッグフード的なハリネズミフードも多く存在している
- 夜行性で、あまり触れあう時間はない(そもそも触らせてくれない)
- 室温・湿度管理が大変
- アンティング(泡つけ)
このような特徴があるとのこと。
とにかく警戒心が強い!!
ハリネズミはとにかく臆病です。ちょっとでも音が鳴ると、イガグリ状態。
触れようものなら「フシュー、フシュー」といって汽車ぽっぽ状態。。
特に、甲高い音などには警戒心が強く、子どもの声やビニール袋のがさがさ音が苦手なようです。
フシューフシュー言いながら、まるでポップコーンが弾けるように弾んで威嚇する姿は愛らしくもありますが、きっとかなりストレスを与えていることでしょう。なるべく警戒させないように気を付けてあげる必要があります。
ハリネズミは視覚があまり良くなく、代わりに嗅覚が優れているそうです。
飼い主のことも匂いで覚えるそうなので、飼い始めのときは飼い主の匂いがついたタオル等をケージに入れておいてやると早く慣れてくれるようです。
餌は、ハリネズミフードでいい!!
ハリネズミはミルワームやコオロギを好みます。ペットショップではもちろん生きたミルワームやコオロギが売っていますが、我が家ではどうしても生きたミルワームやコオロギを餌として与える勇気がありませんでした。
でも、安心してください。ちゃんとハリネズミフードなるものがあります。
ハリネズミはあまり歯が強くありません。そのため、お湯でふやかしてから与えます。
しかし、ハリネズミフードだけではどうしても栄養が不足しがちなので、できるならばミルワームを与えたい。。
そんな時に、まだ(見た目が)ましなのが乾燥ミルワーム(特にジャンボミルワーム)まずはこいつから慣らしていきましょう。乾燥ミルワームまでなら、意外とすぐに慣れます。画像はあえて貼りません。
がっつり夜行性
ハリネズミは夜行性です。日中は一切顔を出さず眠り続けます。
暗くなってくると、少しずつ行動をはじめ、人が寝静まったころになると、餌を食べ、回し車を爆走し、砂浴びをしまくって朝まで活動を続けます。夜のハリネズミは大変活発であり、餌を求めて数km分も走り回るそうです。
朝になると、モグラに近いともいわれるハリネズミは暗い場所を求めて地面をひたすら掘り(ケージは掘れないのでひたすら床を引っ掻き続けます)、活動を終えます。
こんな生活サイクルなので、基本的にハリネズミと触れ合えるのは夜9時頃(部屋は暗くしてあげます)。
室温・湿度管理が大変!
ハリネズミは暑さにも寒さにも弱い生き物なので、温度管理をしっかりしてあげる必要があります。
最適な温度は24℃~30℃あたり。湿度は40%~50%に保ってあげる必要があります。
暑すぎれば夏眠、寒すぎれば冬眠してしまいます。
ハリネズミはそもそも冬眠などしない生き物でもあるし、単純に栄養を貯め込まずに冬眠に入ってしまうため、体力を消耗し、最悪死に至ることもあります。
夏はエアコンで、冬はヒーター+毛布+加湿器で対策することになります。
我が家で使っているのは、「みどり商会 暖突 Mサイズ」。これをケージの天井に取り付けています。
不思議行動!アンティング(泡つけ)
ハリネズミはアンティングという不思議な行動をします。
体をねじまげて長い舌をペロッと出して、背中の針に口から出した泡を付ける行動のことです。
特に、新たな場所に行ったとき、初めての人と会ったときなど、見知らぬ匂いに出会ったときなどにアンティングをすることが多いです。
このアンティングは、ハリネズミが必ず行う行動というわけでもなく、やる子とやらない子がいるようです。また、明確な理由も解明はされていないようです。
以上、ハリネズミの特徴でした。
ハリネズミを飼いたいと思っていた方には少し躊躇させてしまう内容もあったかもしれません。。
しかし、結局は飼ってしまえば最高に可愛いです。
手がかかるところも、逆に愛着がわくきっかけになるのかもしれませんね。
では。
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